キッチンも物が散乱しやすい場所です。
料理をする上で、キッチン周りがすっきりしているかどうかが重要になります。
調理器具と、各種食料品について今一度チェックしましょう。
調理器具は、多くを持つ必要はありません。
必要最低限さえあれば、たいていは事足ります。
便利な器具は多々ありますが、年に数回しか使わないものを持ち、キッチン周りをゴチャゴチャするのは考え物です。
あくまでも日々使っていけるようなもののみを揃えるようにしましょう。
鍋やフラインパンなども多く持つ必要はありません。
サイズ違いを2種ずつ持つ程度で十分対応できます。
多く使うことになる、という人は、献立の方を再考しましょう。
フライパンを3個も4個も同時に使うような献立にしなければ、2種も持てば十分対応できます。
食器も同様に、数多くを持てば良いというものではありません。
日々使っていけるようなものを数種類、サイズ違いなども含めて用意すれば、たいていの料理を乗せることができます。
使っていない食器は処分し、食器棚をシンプル化しましょう。
食器棚がシンプルになればなるほど、食器の出し入れがしやすくなります。
重ねて食器を置いていれば、下の方にある食器を取るだけでも一苦労です。
できるだけ数を減らし、スムーズに取れる状態まで食器棚を整理してはどうでしょうか。
食品や調味料も今一度チェックしましょう。
賞味期限や消費期限が切れたものは処分することは言うまでもありません。
食べられないものをいつまでも置いておいても、溜まる一方にしかなりません。
賞味期限切れ程度であれば大丈夫では、と思うかもしれませんが、少なくとも賞味期限が切れるくらいの長い期間を食べずにいたのですから、今後も食べることはないでしょう。
もし、食べる、というのであれば、今日にでも食べ始めることをお薦めします。
冷蔵庫を見渡してみましょう。
すでに朽ち果てたような食品が残っていないでしょうか。
特に野菜類を置きっぱなしにしてカピカピに乾燥していたり、液状化しているようなものは、今すぐにでも捨てましょう。
そのものだけが問題ではなく、その水分などが他の食品にカビを発生させる要因にもなります。
調味料もいろいろ買ったはいいものの、使い切れていないものもあることでしょう。
特に、ドレッシングなどは味を変えるためにさまざまな種類の物を買いがちですが、使いこなせていないのであれば、今後は一点に絞るべきです。
料理レシピに載っていたからといって買った調味料が、1回使ったきりでそのまま置きっぱなし、ということはないでしょうか。
今後も使う予定が今の時点でないのでしたら、処分を検討しましょう。
消費期限が切れていたらなおさらです。
一通りの整理が終わったら、今度は買ってくるときに最新の注意を払います。
食材であれば必要な分だけ買うようにします。
最近では1個売りをしているスーパーも多くなっていますので、多少割高に感じても1個ずつ買うようにしましょう。
食べずに冷蔵庫で腐らせるより、食べる分だけ買った方がお得ですし、何より、不要なものは買わないという良い癖が身に付きます。
もちろん、必要であれば袋買いで問題ありません。
調味料等は使っているの物が無くなる直前に買うようにし、冷蔵庫等に同じものが複数あり続けないようにするのもポイントです。
物が多くなればなるほど、使わない物が増えていきますので、購入は最小限に止めるようにしましょう。
保存食品は管理を怠ると消費期限切れを起こしやすいものです。
月に1回ペースで消費期限を確認し、1ヶ月以内に期限が来るようなものであれば、その月に重点的に料理に用いて使い切ってしまいましょう。